社員の声

土木技術者

2007年入社 K.T.

  • 入社のきっかけ

    高校のときに土木学科に在籍しており、学校に来ていた求人情報の中で丸福建設が目に留まり、面接を受けてみようと思いました。応募した理由は、給与面がよかったこと。安心して勤められる会社だという印象を受けました。
    高校では測量関係を中心に学びましたが、丸福建設の仕事はアスファルト舗装が中心。舗装は一からの勉強で、入社して間もないころは、専門用語の略語を測量のことと勘違いして、面食らったこともありましたが、先輩たちに教えてもらい専門知識を身に着けていきました。高校時代に小型重機の運転技能を身につけていたことは入社後役に立ちました。

  • 仕事内容・やりがい

    道路の新設や修繕、宅地のアスファルト舗装工事の施工管理を担当しています。
    道路の新設は、まず現地を測量して設計図を作成します。設計では雨水を排水するための水勾配が重要で、現地を測量してみないと分からないことも多くあります。何度も現地に足を運び、設計図と照らし合わせて図面を改善します。
    道路の修繕は、修繕した箇所と現道路とのすり合わせを平らにすることが難しいところ。境目が段差にならないように、車の走行しやすさに配慮して施工しています。

  • 丸福建設のここがいい

    仕事中は品質のよいものを作りたいとみんな集中していますが、休憩中はフレンドリーな雰囲気になり、オンオフのメリハリがあります。ミスをしたときも叱るのではなく、なぜそういうミスが発生したかを説明してくれるので、自分の学びにつなげることができます。入社当時は、先輩たちが職人気質に見えて声をかけづらかったこともありましたが、ふとしたきっかけから話しやすくなり、今は和気あいあいと仕事をしています。高卒で入社してから17年間ずっと丸福建設で働いていて、これからも定年まで勤めたいです。

  • 今後の目標

    2級舗装施工管理技術者の資格を持っているので、次は1級に挑戦したいです。社内で1級の有資格者が増えると、今以上に国や県の大きな仕事を受注することができるようになります。試験問題は毎日行っている作業が基本となるので、一つ一つの作業の目的や効果をきちんと理解することが合格への近道だと思っています。新しい材料も開発されて覚えることも多いですが、自分も会社の力になれるようがんばりたいです。

重機オペレーター

2017年入社 O.T.

  • 入社のきっかけ

    30歳のときに中途採用で入社しました。前職も土木関係の仕事をしていましが、30歳を機に安定した生活を送れる会社に長く勤めたいと転職を決意しました。
    実は義理の母が丸福建設に用務員として勤めていて、よい会社だとすすめられたことも応募した理由の一つです。舗装は未経験でしたが、募集要項に「経験不問」と書かれていたので、挑戦してみようと飛び込みました。
    どの会社もそうだと思いますが、最初は人間関係ができていないため、何をどのように聞いたらよいか分からいない状態でした。一生懸命に仕事をする姿を周囲に見せて、徐々に自分のことを知ってもらい、相手のことも知るにつれて打ち解けていき、仕事がやりやすくなりました。

  • 仕事内容・やりがい

    道路や駐車場の舗装工程のうち、転圧という仕事を担当しています。転圧とはタイヤローラーという大型重機で地面を締め固める作業のことです。
    道路は重要度や交通量により2層から3層でできています。路床(ろしょう)といわれる地盤の上に、砕石を敷き詰めて路盤(ろばん)という層を作り、その上にアスファルトを敷きます。設計図通りの勾配に仕上げるためには、路盤作りからが重要です。
    踏み残しがないように細かい箇所は小さな機械で締め固めるなど、ミリ単位の調整が求められます。複雑な道路や狭い道路など難しい道路は大変ですが、きれいに仕上がり、お客さまが喜んでくるとうれしいです。

  • 丸福建設のここがいい

    車両系建設機械の運転資格を積極的に取らせてもらえることです。タイヤローラーやロードローラーなどの重機は現場まで自走しなければならないので、大型特殊自動車免許の取得が必要です。資格取得に必要な費用を会社が負担してくれたり、講習会も仕事時間内に参加させてもらえたりと、会社が手厚くサポートがしてくれました。
    同僚はもちろんのこと、社長や専務もフレンドリーで話しやすく、分からないことは教えてくれたり、失敗もフォローしてもらったりと支え合える関係が気に入っています。

  • 成長を実感したポイント

    まったくの未経験で入社しましたが、今では転圧の仕事を一通りできるようになったことです。重機にも乗ったことがなかったため、会社の敷地内で先輩に教えてもらいながら操作を練習しました。現場や作業箇所によって使用する重機は様々。それぞれの操作方法も違うために覚えるまで苦労もしました。入社4年目にタイヤローラーの運転資格を取得してからは、規模の大きな仕事も任せてもらえるようになりました。現場ではまだまだ先輩に教えてもらうことも多いので、自分一人の力でできるようになりたいです。

作業員

2017年入社 D.G.

  • 入社のきっかけ

    ベトナム出身で2017年から丸福建設で働いています。日本で建設の仕事をしたいと思い、技能実習生制度を利用して丸福建設に応募しました。社長がベトナムまで来て面接をしてくれたことで、安心して来日することができました。日本語は難しいですが、まずは、道具と仕事の用語を覚えることからスタートしました。今では仕事の話はだいたい理解できるようになりました。仕事中は黙々と作業をしているので、休憩時間中にみんなと話すことが楽しみです。また、毎日、日記をつけて日本語の文字を書く練習をしています。

  • 仕事内容・やりがい

    機械施工の補助作業を担当しています。アスファルトを敷く前に型枠を準備したり、のりの役目をする「乳剤」を舗装の各層にハケで塗ったり、ランマーという小さな機械で転圧したりと、機械でできない部分を手作業で行っています。現場をよく観察することを心がけ、道具の片付けや清掃も率先しています。自分の働きによって現場作業がはかどり、スムーズに工程が進むとやりがいを感じます。測量技士のパートナーとして、頼りにされていることもうれしいですね。

  • 丸福建設のここがいい

    私は丸福建設で初めてのベトナム人社員でした。最初は言葉もなかなか伝わらず、お互いに分からないことが多かったのですが、先輩たちがいつもやさしく親切に教えてくれたことに感謝しています。休憩中は土日で過ごしたことや教会にお祈りに行ったことなどを話しています。
    ベトナムでは12時間労働が当たり前でしたが、日本は8時間労働で仕事後の時間にもゆとりがあります。就業後の時間は香東川の自転車道をランニングしたり、筋トレをしたりと体力づくりに生かしています。

  • 今後の目標

    丸福建設が本当に好きで、これからもずっと丸福建設で働き続けたいと思っています。そのためには建設分野特定技能2号の評価試験や日本語試験に合格しなくてはなりません。現在、香川県ではベトナム人の特定技能外国人から特定技能2号を取得した人はおらず、難しい挑戦になります(2024年4月時点)。日本語をもっと勉強して資格を取得して、いつか家族を呼び寄せて、みんなで香川県で暮らしたいです。

総務

2021年入社 A.A.

  • 入社のきっかけ

    丸福建設に中途採用で入社しました。業界を絞らずに事務職の仕事を探していましたが、様々な企業の面接を受ける中で自分の生活に身近な業界に携わりたいという思いが芽生えました。道路の舗装業務を行う丸福建設なら、日々のやりがいを感じながら仕事ができると思い、入社を決めました。
    初めての業界で不安なことも多くありましたが、面接のときに話しやすい雰囲だったことや温かい言葉をかけてくれたことで安心して入社することができました。

  • 仕事内容

    道路工事に関する契約書類や申請書類を作成しています。自治体や土木事務所への提出のほか、道路使用にあたり警察や消防への申請も必要になります。工事が終わりに近づくと、竣工に向けて検査書類や伝票の整理などの準備をします。電話や来客対応、工務の日報チェックも日々の仕事です。総務的な仕事から工務的な仕事まで多岐に渡るため、先輩や工務部とコミュニケーションを取って進めることを大切にしています。
    複数の工事が並行するときには大変ですが、優先順位を考えながら一つずつやり遂げ、無事に竣工検査を終えたときは達成感があります。プライベートで竣工後の道路を通ると、うれしくなりますね。

  • 丸福建設のここがいい

    様々な年齢層の社員が働いていますが、アットホームな雰囲気でコミュニケーションが取りやすいことです。総務の仕事は他部署と連携しないと進まない仕事が多いので、経験豊富な先輩が多く、疑問点をすぐに相談できる環境に助けられています。大変なこともありますが、資格手当や皆勤手当など、がんばった分だけ評価してもらえるのでモチベーションのアップにもつながります。残業はほとんどなく、ワークライフバランスが整えられることもよい点です。平日も仕事終わりに友だちと会う時間を楽むことができます。

  • 思い出深いエピソード

    現場代理人として初めて現場に立ち会ったときのことです。限られた時間の中で作業工程や合材温度(アスファルトが締め固まる最適温度)、出来形(形状・寸法・仕上げ)、安全など様々な観点から考えて作業している工務部の姿を目の当たりにしました。現場での作業後、事務所に戻り書類を作成する社員もいるので、事務的な面からもっと力になりたいと感じました。それからは日々の業務の中で学びの姿勢と気付きを大切にするとともに、知識を増やす努力を続けています。その結果、2023年に2級土木施工管理技士を取得しました。次は1級に挑戦したいです。